bodytuneのヨガは、ただリラックスするだけではなく、「からだの地図」について学ぶヨガであるところに、特徴があります。
【からだの地図】
わたしたちは、『自分の身体はこうなっている』という地図のようなものを持っており、その地図に基づいて身体を動かしています。
この地図は、意識的に身につけてきたものと、無意識的に身につけてきたものの両方があります。
わたしたち人間が動物に比べて特徴的なのは
・「からだの地図」が実際の身体とずれていることが多いこと
・「からだの地図」を変えたり修正したりする能力が非常に高いこと
が挙げられます。
人間は、動物では有り得ないような不自然で不合理な身体の癖を身につけやすい一方で、同部には絶対に不可能な身体動作を獲得することもできるのです。
【間違った地図】
「からだの地図」は、
・身体のサイズ
・身体の形
・身体の重さ
・動ける場所
・動かない場所
・動く範囲
・動く方向
etc…
身体と動作に関する様々なことを規定している「地図」です。
実はこの「地図」は、「実際の身体」とはズレていることがとても多いのですが、わたしたちはあくまで「地図」に従って自分の身体を動かそうとします。
ここに、様々な身体の痛み、凝り、不快感、不調の原因が隠れています。
なぜなら、「からだの地図」が間違っていると、
・動かない場所を動かそうとする
・動く場所を固定してしまう
・動ける範囲や方向を超えて動かそうとしてします
・動ける範囲を方向を使わなくなってします
というようなことが実際に起きます。
これらの無理が、肩こり、腰痛、姿勢の歪み、呼吸の苦しさというわたしたちを大いに困らせる様々な症状や悩みを引き起こしているのです。
【地図は直せる】
幸いにも、わたしたちはこの地図を直し、しかも洗練させていく高い能力に恵まれています。というのも、「間違った地図」を作る能力も、「地図を直す」能力も、実は同じものなのです。
「地図を変えていける能力」なのです。
【動きを『観る』能力】
BodyThinking の学びは、自分や他人の身体の動きの背景に、「どのような思考があるか」を理解する能力を蓄積するものでもあります。
自分自身の「からだの地図」を知り、変え、洗練させていく経験を通じて、ひとが陥りがちな誤解やパターンが自然と分かるようになります。
bodytuneのヨガでは、インストラクターが生徒の「動き」を観察します。
目の前で起きている事と、その生徒が望んでいることや発言していることを手がかりにして、
身体についてどのような知識やプランを持つとよいかを的確に推理し、コーチングするのです。
現実を知り、実際のmappingに沿っていくようになると、身体はラクになり、動きが柔軟になり、能力が開花していきます。みなさんも、実際に学びを体験してみませんか♪