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Profile


DSC_2739楠 洋介(くすのき ようすけ)

bodytune鍼灸マッサージ院長

静岡県浜松市に生まれ、高校卒業まで当地で過ごし、明治大学、エジプト高等教育省所管外国人アラビア語学校、一橋大学大学院に学んだ後、国際協力事業団(現国際協力機構:JICA)に就職しました。

国際協力はやりがいのある仕事でしたが、テロや災害対応などハードな一面もあり、ストレスから体調を崩すこともしばしば。あるとき、腰の痛みがどうしようもなくて整形外科を受診したものの、すぐには痛みは消えません。物は試しと生まれて初めて鍼を受けてみたところ、これがてきめん。今となってはただ痛みをとるだけが治療ではないと分かっていますが、当時はこれだけでも驚きで鍼の威力に感動しました。以来、東洋医学の世界にはまり込み、13年間携わった国際協力業界を去って鍼灸の道に入りました。

もともと人の幸福を実現することが国際協力に従事した時の思いでした。しかし大きな組織で僕が関与していたのは、組織間の連絡調整や予算の管理、文書の作成など、最終的な顧客たる現地の人たちからはほど遠いところでした。大勢が関わることでより大きな仕事を動かすことができる。それは否定しませんし、そうしたところではお金や文書をケアする役割の人が必要不可欠なことも当然です。でも僕の場合はその位置に居続けることで人の幸福と言った時の「人」が見えづらくなってモチベーションを維持するのが難しい、JICAをやめて鍼灸の道に進んだ時はそんな気持ちの揺れがあった時でした。鍼灸師は「人」に直接触れてお役に立て自分次第でいつまでも続けられる、なんという素晴らしい職業か!と思ったものです。今でもそう思ってます。

楽器とは出会ってから早30年余り、、、中学吹奏楽部でTubaを手に取ったのが始まりです。当時僕のいた学校はいわゆる強豪校とみなされていて、吹奏楽コンクールの上位大会を目指して毎日夜遅くまで練習していました。ただ、途中顧問の交代など部内でいろいろあってつらくなってしまい、高校では吹奏楽部に入らずだいぶ経ってから再開した経緯があります。

今になって思うのはあの頃は音楽の意味をコンクールの成績と一緒にしてしまっていたことです。理屈では別物だと分かっているのですが、ずいぶん長い間それこそ楽器から離れていた時期でさえ自分にこびりついたこの考えに苦しみました。毎年のコンクールの結果はものすごく気になっていたし、話題の学校の演奏となればCDも買ってフォローしたり、、、

でも思うのです。自分が音楽を聴いて心から感動したのは小学校の金管バンドの賞とは何の関係もない演奏ではなかったか?中学吹奏楽部で初めて合奏に入れてもらって吹いた時のあの響きではなかったか?それは曲とも言えないような単なる和音の練習だったかも知れません。そんなものでも純粋な感動体験を積み重ねるところで音楽を続けていけた方が幸福ではないでしょうか?僕が楽器をやるきっかけになったのはそんな幸福な体験でした。音楽は人に幸福な体験を与える力があると強く信じるゆえんです。

bodytuneではそんな感動体験を人々に与える音楽家のみなさまへのサポートを充実していきたいと考えています。僕自身、ブランクをへて30代でTubaを再開し、途中楽器をコントラバスに変えていますが、今でも楽器を演奏します。かなり遅咲きで楽器を変更したことで演奏に起因する怪我や痛みにはかなり悩まされました。ですので、演奏上のどのような動きが怪我や痛みにつながっていて、どうすれば治療に結びつけられるか身をもっていろいろと検証しています。また音楽家の障害予防や演奏向上のためにより質の高いサポートを提供するためにアレクサンダー・テクニークの教師資格取得に向けて今も勉強を続けています。

鍼灸により心身に調和をもたらし、音楽家のみなさまの健康に貢献し、もって幸福な感動体験を世に増やしていく、そんな使命感をもってこれからも頑張ってまいります。

◆鍼灸師・マッサージ師
厚生労働大臣交付
鍼師免許第171629号
灸師免許第171336号
あん摩・マッサージ・指圧師免許第140754号

BODY CHANCEにてアレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向けて勉強中

 

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楠 道子(くすのき みちこ)

ヨガ・ソレイヤード代表兼 ヨガインストラクター

「人の人生を豊かに健康にする仕事をしたい!」と、貧しい国の成長や障害者教育、保健医療を支援する仕事を、国際機関や政府系機関で20年近く働いてきました。

カナダで精神的にも体力的にも厳しい状況の下で働いて、体調をくずしていた時にヨガに出会い、そのすばらしい効果に魅了され、

ヨガ・インストラクター資格を取りました。

帰国してヨガを教え始めてから色んな異なるカラダと経験を持つ生徒さん達と出会い「その人其々の心と身体に合った本当のヨガを教えたい!」と探究するようになりました。

そして、次第にただポーズを深めることや、カラダを鍛える目的だけのヨガに疑問を持つようになり、ヨガ・セラピー、アレクサンダー・テクニーク、解剖学、経絡ヨガ、タイ・マッサージなど、ヨガ以外の沢山のことも学びました。

色んな学んだことを実践するうちに、ずっと苦しめられてきた自律神経失調症、偏頭痛、肩こり、頸椎ヘルニアなどから解放されていき、何より、ヨガでカラダから思考や考え方がもと自由になり、幸せになることも経験しました。

目指しているのは「カラダの自然なシステムにあった、本当に体とこころにいいヨガ」の探究。

自然なヨガは、無理がなく、色んなことを加えていくことではなく、むしろ癖を解放し、自分の本来持っている力を活かすことで、もっとパフォーマンスが上がります。

伝えたいのは「人は、もともと素晴らしい自然に働くシステムを持っていて、ヨガでそれを活かすことができること」

「ヨガはその人の願いを叶え、もっとパフォーマンスが上がるようにするための動きの瞑想。」

現在も個々人に合ったヨガプログラムを提供するために、アレクサンダー・テクニークを探究中。ヨガ・ソレイヤードを代表兼インストラクターとして活動中。視覚障害者のためのクラスも開催しています。

◆ヨガ・セラピスト
・Lavaヨガ・インストラクター養成校卒業

・経絡ヨガ指導者資格取得
・ヨガ解剖学指導者講座修了
・ヨガ療法指導者養成講座修了
・タイ古式マッサージセラピスト(タイ国政府認定)